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EMPTY TREMOR

2007年02月15日23:07:47





イタリア出身、ダニエレ・リヴェラーニ率いるプログレッシヴ・メタル・バンド『EMPTY TREMOR』の

2000年にリリースした2ndアルバム『EROS AND THANATOS』をご紹介します。

1997年にデビューした『EMPTY TREMOR』は当時メンバーはまだ10代後半と言う

若いバンドだったにも関わらず変拍子を多用した複雑な曲展開が魅力でした。

しかし、テクニカルに走るばかりでイマイチ整理されてない部分がありました。

そんな問題点をこの2ndアルバムでは見事にクリアにし成長の跡を見ることが出来ます。

シンフォニックでテクニカルでメロディアスな楽曲はまさしくイタリアの『DREAM THEATER』と

言うべきサウンドです。

2ndアルバムをリリース後バンドはリーダーのダニエルのプロジェクトやメンバー交代などで

しばらく沈黙しますが2004年に待望のニューアルバムをリリースします。

新加入のヴォーカリストは前任者よりパワフルなスタイルで、各位では高い評価を得ていますが、

個人的には前任者のクリーンでハイトーンな声質が好きだったりします。

テクニカルな演奏で責める攻めるナンバーありメロウなバラードあり、

イタリア的なエレガントさ持つ素晴らしいアルバムです。  

Posted by アナログ・キッド

QUEENSRYCHE

2007年02月14日23:31:48





アメリカはシアトル出身のプログ・メタル・バンド『QUEENSRYCHE』の

1988年にリリースした『OPERATION:MIDCRIME』をご紹介します。

1983年にミニアルバムでデビューした彼らは当時アメリカを席巻していた

LAメタルのバンドの1つとして捉えられていました。

しかし、ヴォーカリスト“ジェフ・テイト”のヴォーカル・スタイルは『JUDAS PRIEST』の

“ロブ・ハルフォード”を彷彿とさせ、楽曲もヨーロピアンスタイルのウエットなもので、

他のアメリカンのバンドとは一線を画すものでした。

それは1984年にリリースした正式な1stフルアルバムで確固たる方向性が確立され、

ドラマティックな楽曲を中心とした世界観を構築していました。

そして1988年の3rdアルバム。名盤とされる一大コンセプトアルバム

『OPERATION:MINDCRIME』をリリースします。

彼らのサウンドはテクニカルに走るのではなく、楽曲の構築美で訴えるものです。

叙情詩としてのロック、歌詞のストーリー性を重視するサウンドが彼らの魅力と言っていいでしょう。  

Posted by アナログ・キッド

ENCHANT

2007年02月13日23:07:22





アメリカのプログレッシヴ・ロック・バンド『ENCHANT』の1995年のデビューアルバム

『A Blueprint of The World』をご紹介します。

現在まで6枚のオリジナル・アルバムとライヴアルバム1枚をリリースしている中堅バンドです。

アメリカのバンドらしからぬポップなセンスを持つプログレ・サウンドはポンプ・ロック的であり、

ドラマティックで時折聴けるテクニカルなフレーズなどはRUSH的でもあり、

デビューアルバムから完成度の高いサウンドを聴かせてくれています。

ドラマーのセンスなどはまさしくRUSHのニール・ピアートを彷彿とさせ、

キャッチーな歌メロなど演奏力と歌心を見事に消化させたサウンドは

欧州のバンドの持つ気品を感じます。

現在彼らのサウンドはさらにメローなサウンドへ意向させ、アダルトなロックを聴かせているようで、

どちらのサウンドを好むかは聞き手によりますが、

正と動のコントラストの素晴らしさを聴かせるデビューアルバムが個人的にはお勧めです。  

Posted by アナログ・キッド

LIQUID TENSION EXPERIMENT

2007年02月12日23:18:59





『DREAM THEATER』のドラマー“マイク・ポートノイ”とギタリスト“ジョン・ぺトルーシ”、

そしてこの後に『DREAM THEATER』に加入することになるキーボード“ジョーダン・ルーデス”、

そして『KING CRIMSON』や『YES』等、数え切れないアーティストのレコーディングに参加して

いる“トニー・レヴィン”と言う超絶テクニカル集団の作ったプロジェクト、

『LIQUID TENSION EXPERIMENT』の1999年にリリースした2ndアルバム

『LIQUID TENSION EXPERIMENT 2』をご紹介します。

1stアルバムではジャム・セッション的なアプローチから発展させたサウンドで、

若干楽曲としての整合感が弱かった感がありましたが、2ndアルバムではかなり整理され、

バンドとしての纏まりが出来、クオリティの高いテクニカル・プログレッシヴ・ロックを創造しています。

とにかく1曲目の“Acid Rain”で完全にノックアウトされてしまいます。

ハード・ロック的なメロディックなリフから繰り出させるぺトルーシとルーデスの超絶なるバトル、

歴史に残るインストロメンタルのテクニカル・ロックの名曲と言っても過言ではない

素晴らしいナンバーです。

1999年にリリースされたこのアルバムは程なくしてリリースされる『DREAM THEATER』の

『Metropolis PT2 : Scenes From A Memory』の布石ともなるサウンドで、

このプロジェクトを通してその後加入するルーデスの腕(絆!?)を確認したように思えますし、

名盤『Metropolis PT2~』を作り出す試作品的アルバムだったようにも思えます。

とにかくこのアルバムなくして名盤『Metropolis PT2~』はなかったと思います。

『DREAM THEATER』名義のアルバムではありませんが、

『DREAM THEATER』作品としての位置付けをしていいアルバムだと思います。   

Posted by アナログ・キッド

JEREMY

2007年02月10日19:42:59





再び『冬のソナタ』が民放で再放送され、今だに韓流ブームはその勢いが衰えませんが、

今日はそんな韓国出身のプログレッシヴ・パワー・メタル・バンド『JEREMY』の

2002年にリリースした4thアルバム『Edge On The History』をご紹介します。

1996年にデビューして昨年6thアルバムをリリース、精力的にライヴ活動も行い、

2005年には初来日も果たしています。

彼らのサウンドはシンフォニックでかなりパワー・メタル然としたハードなサウンドを基調にしながらも

プログレッシヴでテクニカルな構築が特徴です。

ギタリストもアメリカのGITで学んできただけはあって、

かなりの速弾きを弾きこなすテクニシャンです。

難点を言えば、ヴォーカリストの弱さでしょうか。

ワールドワイドな展開を視野に入れるのなら

もっとパワフルなヴォーカリストと交代した方がいいでしょう。

因みにキーボードは女性で、割と可愛いです(^^;  

Posted by アナログ・キッド

EL&P

2007年02月09日23:52:47





プログレ界の大御所を今日もご紹介したいと思います。

正直、自分のような青二才がこの辺りのバンドについて語るのは10年早いような気もしますが、

プログレを聴くにおいてこの『EL&P(Emerson Lake & Palmer)』も避けては通れない存在です。

『KING CRIMSON』に居た“グレッグ・レイク”と『THE NICE』に居た“キース・エマーソン”と

『ATOMIC ROOSTER』に居た“カール・パーマー”の3人によって結成され、

1970年にデビューしました。

ギターレスバンドと言う特異なバンド編成とキース・エマーソンのクラシカルなエッセンスが

全面に出た楽曲が『EL&P』の特徴でした。

あとやはりステージで始めてシンセサイザーと言う楽器を使った世界初のバンドとしても有名です。

そのシンセサイザーを駆使して多彩な音をくりだし、加えてキーボード奏者らしからぬ

激しいステージアクションでキース・エマーソンは一躍その名を知らしめることになります。

クラシカルなセンスはムソルグスキーの展覧会の絵をアレンジして演奏してしまうと言う快挙を成し、

ライヴアルバムとしてリリースすることになり彼らの代表作となります。

三者三様の音楽性が見事な化学反応を起こし、素晴らしいサウンドを作り出していた『EL&P』、

彼らも後世に残した功績は大きいです。

後に『ASIA』に加入したカール・パーマーの後釜にコージー・パウエルが加入して、

『Emerson Lake & Powell』としてアルバムを1枚リリースした経緯があります。

同じ“P”ならサイモン・フィリップスの方が良かったかも!?  

Posted by アナログ・キッド

YES

2007年02月08日23:52:52





イギリス出身、プログレ界の大御所『YES』をご紹介します。

とにかく『YES』を語るのは難しい。

1969年のデビュー以来、紆余曲折のバンド編成を経緯しながら今なお現役で活動している

『YES』ですが、その時代(その時のメンバー!?)によって音楽性を変貌させていました。

トラディショナルなセンスもユニークだった初期の時代、

リック・ウェイクマン加入後の黄金期と言われるクラシカルな壮大さを持っていた時代、

ポップ路線を推し進め『バグルス』のジェフリー・タウンズにトレバー・ホーンを加入させ、

結局空中分解の危機に陥る時代、

起死回生のトレバー・ラビン加入後のメジャーなポップ色を全面に出していた時代、

そして何がなんだかよく分からない今に至る時代に分けられると思います。

とにかく『YES』はいつの時代にも素晴らしいサウンドを作り上げていました。

しかし、全ての時代にファンは諸手を上げて歓迎していたわけではありませんでした。

それほど時代によってサウンドが違っていたからです。

私はコアなファンではありませんでしたので、どの時代の『YES』も批判する気はありません。

しかしポップな『YES』を批判するファンは多かったです。

とりわけ“Owner of A Lonely Heart”の大ヒットを放った時代を

コアなファンは認めていなかったようです。

冷静に見てもこの時の『YES』は“『YES』 featuring TREVOR RABIN”だったと思えます。

でも私は“ジョン・アンダーソン”のあの声さえあれば『YES』は成立すると言う考えがあったので、

ポップになった『YES』も十分魅了的なバンドだったと思っていました。

そんなわけで、『YES』の代表作と言えば『Fragile(邦題:こわれもの)』です。

しかし他のアルバムにも良さはあります。

どのアルバムを素晴らしいと思うかは、その人次第と言っていいでしょう。

ともかく『YES』がプログレ界に残した功績は計り知れません。  

Posted by アナログ・キッド

U.K.

2007年02月07日22:05:31





『ASIA』以前にスーパー・グループが短命でしたが存在していました。

それがイギリス出身の『U.K.』です。

元『KING CRIMSON』の“ジョン・ウェットン”、元『YES』のビル・ブラッフォード”、

元『FRANK ZAPPA』の“エディ・ジョプソン”、そして孤高の天才ギタリスト“アラン・ホールズワーズ”

と言う超豪華なメンバーで結成され、1978年にデビューしました。

4人のメンバーの超絶テクニックが火花を散らす素晴らしいサウンドと、

クリムゾン的なドラマティックな構築美が魅力でした。

残念ながらこのアルバム1枚でビルとアランは脱退、ギターレス・バンドとして

ドラマーにテリー・ポジオを加入させ2ndアルバムをリリースして1979年に来日。

ライヴアルバム『Night After Night(Live in Japan)』をリリースしますが、

バンドはこの3枚をリリースし解散してしまいます。

その後ジョン・ウェットンは『ASIA』を始動させるわけです。

『U.K.』は『ASIA』以上にプログレでした。

『ASIA』が限りなくポップスに肉薄していたのと逆に『U.K.』は古典的なプログレサウンドでした。

でもどこかキャッチーなメロディーなど、これはやはりウェットンのセンスからきてたと思われます。

『U.K.』にしろ『ASIA』にしろ、スーパーグループはプログレ界に多い感じがしますし、

案外狭いコミュニティーでプログレ界は形成されているように思えます。

凄まじい4人のテクニックと個性によって放たれた彼らのサウンドは

まさしくプログレ界の巨匠達が創造した究極のロックだったと言えます。

  

Posted by アナログ・キッド

KING CRIMSON

2007年02月06日22:51:54





イギリス出身、“ロバート・フィリップ”率いるプログレ界の大御所『KING CRIMSON』の

史上最悪且つ史上最高のライヴアルバム『Earthbound』をご紹介します。

クリムゾンと言えば1969年のデビューアルバム『クリムゾン・キングの宮殿』が

『THE BEATLES』の『アビー・ロード』を蹴落としてアルバムチャートNo.1になったことで

有名です。まぁ一般的にこのアルバムが彼らの代表作とされるのですけど、

ここは個人的な思い入れでこのライヴアルバム『Earthbound』を取り上げました。

このアルバムは1972年のアメリカ・ツアーを収録したライヴですが、

とにかく音が悪い!!!悪いと言うもんじゃない、酷い!!!

海賊盤以上に悪い音と言ってもいいこのアルバムは当時イギリスでしかリリースされなくって、

当時ラジオでこのアルバムに収録されている“21世紀の精神異常者”を聴いた時には

ぶっ飛びました。基本的にディストーションのかかったヴォーカルに輪をかけて、

歪んだ劣悪な録音状況が破壊的なエネルギーを増幅していたのです。

ロバート・フィリップとメル・コリンズの危機迫るインター・プレイは聴き応え満点です。

このアルバムはCD化に際してリマスタリングされましたが

リマスタリングなんて何の意味も持たないくらいに音質は向上してるとは思えません。

でもそれでいいんです、この音の悪さがこのアルバムの魅力なんですから。。。。。

  

Posted by アナログ・キッド

FOCUS

2007年02月05日22:12:20





オランダ出身の異種プログレ・バンド、“ヤン・アッカーマン”が在籍したことで有名な『FOCUS』の

べストアルバム『FOCUS POCUS』を紹介します。

1970年初頭に『FOCUS』はインストルメンタル・バンドとして活躍したわけですが、

彼らのサウンドは幅広い音楽ジャンルの要素を持ちこんだ一種独特な世界観を持っていました。

クラシック、ジャズは勿論、多用な民族音楽も自分たちの音楽に消化していました。

それが上手く表現出来たのもインストルメンタルと言う特異性から成し得たのだと思います。

彼らの代表曲“Focus Pocus(邦題:悪魔の呪文)”はロックとヨーデルを合体させた、

今までにはなかったスタイルを作り上げました。

他にも“Sylvia”と言う、歴史に残る超名曲も残しています。

昨年12月に紙ジャケットでアルバムが再リリースされています。  

Posted by アナログ・キッド